5月もあっという間に終盤ですね。6月になるとMatoriさんの大嫌いな” 梅雨 ”がやってきます。今年は梅雨入りが早いとか・・・??
同時に気温も徐々に高くなり、気づけば夏日・猛暑日も顔を見せてきました。昨年断捨離をしたため夏服(特にシャツ関係)の手持ちが全滅したMatoriさんは、暑さが本格化する前に洋服の補充をしたく週末に”佐野 プレミアム・アウトレット”へ行ってきました。
アウトレットは何度行っても面白いですね。お目当てのシャツ類やズボンなど洋服だけでなく、チーズケーキやお酒といった食べ物も買ったりして気づけば両手に一杯の紙袋が・・・(笑)

面白い反面、出展数が多いので1日で全ての店舗を見て回るのは中々骨が折れます。当日は30℃を越える暑さということもあって、昼下がりにはへとへとになってきました。サイズが大きいものや重い商品は撤退する直前に購入しようと保留していたのですが、そちらを回る前に一度休憩を挟むことに。そこでアウトレットに到着したときに隣接しているお店が目に留まったことを思い出し、お邪魔することにしました。とても素敵で拘りのあるお店でしたので、今回はそちらのお店をご紹介したいと思います。
どんなお店??

こちらのお店は” MALAIKA BAZAAR (マライカ バザール) ”というエスニック雑貨店の店内に併設されたカフェスペースです。ちなみに佐野店は5月20日にオープンした出来立てほやほやの新店舗でした。リゾート感のある素敵な雰囲気が味わえる空間の中でタコスやロコモコ、ワッフルなどのお食事を楽しめます。
もちろん珈琲の取り扱いもあります。珈琲屋さんと言えば山小屋感と言いますか、白い壁に木材のアクセントがあるような” モダンレトロ風 “な雰囲気を勝手に想像していますが、ハワイアンな感じの珈琲屋さんは珍しいと思いました(田舎育ちですみません)。店内にいたタイミングで丁度外国人のグループがいたこともあって” 異国感 “がすごかったです。


店内では店員さんがじっくり時間をかけて抽出したドリップ珈琲を楽しめます。基本的には温かい珈琲の提供みたいですが、” 水だし珈琲 ”もあります。水だし珈琲の抽出器はサイフォンを彷彿させるような、非常にインパクトのある見た目をしていました。水を入れた容器と珈琲粉を入れた容器の間にはコックがついており、水の流量を調整することでじっくり時間をかけて抽出しています(お店で使用している抽出器は、セットした水が落ちきるまでには8時間程度かかるみたいです)。
店内では” ペルー アルパカ “という銘柄(限定商品みたいです)の水だし珈琲の試飲をしていたので、いただいてみました。焙煎具合は深煎りでしたが、「これが深煎り??」と思うほどすっきりした味で驚きました。店員さん曰く、水だし珈琲はドリップ抽出やプレスなどに比べると雑味成分が出にくいため非常にクリアな味に仕上がるのだとか。
珈琲豆自体の購入も可能です。焙煎機が店内に設置されており、注文を受けてから焙煎をしてくれる” その場焙煎 ”の提供です。焙煎機は水だし珈琲抽出器の隣に設置されておりました。
焙煎方式は生豆に熱風を当てるものを使用しています。焙煎時に出たチャフは熱風で回収容器に飛ばしているみたいで、どんどん容器にチャフが溜まっていく様子はワクワクしますね。
その場焙煎故に焙煎具合も自分で選べます。焙煎は5段階に分けられており、番号が大きいほど焙煎時間が長くなりますので浅煎りが好みの方は1番寄り深煎りが好みの方は5番寄りを選んでみるとよいかもしれません。


商品ラインナップのご紹介
- 珈琲豆
レジ横のショーケースには夥しい種類の生豆が並んでおります。その種類は何と22種類!!様々なお店で銘柄を見てきましたが、半分くらいは聞いたことがありませんでした(アフリカ地域に固執しすぎて注視していないだけかもしれませんが)。
ケース内のプレートにはそれぞれ生豆を紹介するためのネームプレートが取り付けられており、生産国(地域含む)や品種、精製方法が記載されております。また、「この珈琲豆はこんな味がします」を表現した” 銘柄の特徴コメント ”的なものも書かれているので、飲み口や香りがイメージしやすく購入意欲が増すお店側の工夫が感じられました。
取り扱いの珈琲はエリア(大陸)ごとにまとめられていました。エリア別でまとめられていると、飲んだ珈琲の特徴などが頭の中でマッピングされてとても好きです。また、近いエリアの珈琲豆は香りや飲み口などの特徴が結構似ていたりするので、普段の見慣れている銘柄と同じ地域の珈琲を飲んでみるのも自分の中にある世界観が広がって面白いです。
たくさんある銘柄の中でも、今回特に気になったものは” エチオピア モカ レケンプティ ”です。モカの中でも” イエメン マタリ ”や” エチオピア シダモ ”は良く見かけますが、レケンプティという名前は初めて聞きました。エチオピアの豆には目が無いので見た瞬間に買おうと思ったくらいです(笑)。モカ独特の華やかな香りと甘い口当たりが、銘柄の違いでどのような変化を見せるのか、非常に興味深いですね。 - 珈琲道具
レジ周辺には珈琲道具も豊富に取り揃えております。MALAIKAで取り扱いのあるブランドでアメリカ発祥ブランドの” shasta ”と珈琲道具でおなじみ” HARIO ”の商品が多くを占めております。数多く置いてあるハンドミルの中には1万円を越える物もあるので、家で珈琲を淹れてみようという方向けのローエンド商品~珈琲を自分で淹れるノウハウを持ち、道具には少し拘ってみたい方向けのミドルエンド商品が並んでいる印象でした。特にshasta製の器具は他の珈琲屋さんでは取り扱っている店舗を見たことが無いのでとても興味深いですね。
様々な珈琲道具が選んでいますが異質な存在感を放出する商品がありました。それは、水だし珈琲の抽出器です。
水だし珈琲・・・以前ブログ内でもご紹介しました” warmth ”で飲んだ” エチオピア チェルベサ ”の水だし珈琲が忘れられず、抽出器を購入しようか悩んでいました。店員さんも結構ぐいぐい来る方でしたので、悩んでいることをお伝えしたら” 買ってけアピール “がすごかったです(笑)
今回購入したもの
今回こちらのお店では以下の商品を購入しました。
- 店内で飲んだもの
ドリップコーヒー① : ウガンダ アフリカンムーン
ドリップコーヒー② : コスタリカ SHB コーラルマウンテン

ウガンダはMatoriチョイス、コスタリカはお友達用に店員さんが飲み比べできる銘柄を選んでくれました。どちらも口当たりが甘く、自家焙煎ならではの力強い香りを出来ました。個人的にはウガンダよりもコスタリカの方が甘みが強く好きです。
- 自宅用に購入したもの
珈琲豆① : エチオピア モカ シダモ 200g (焙煎具合 2番)
珈琲豆② : エチオピア モカ レケンプティ 200g (焙煎具合 3番)
珈琲豆③ : ウガンダ アフリカンムーン 200g (焙煎具合 2番)
珈琲豆④ : ペルー アルパカ JAS オーガニック 200g (焙煎具合 4番)
水だし珈琲抽出器 ( おまけのハンカチ付き )


アウトレットで買い物したテンションだったこともあってか、めちゃめちゃ買いました(笑)
一袋100g感覚で選んでいたり、ペルー アルパカに関しては店員さんから 「 限定商品だから 」 とおすすめされましたのでノリで購入した一面もありました。家に帰ってからアルパカの袋を見てみたのですが、下手したら倍の量である400gくらい入っているのでは?と思うくらい入っていました。たくさんおまけしていただき、ありがとうございました。
Matoriさんの珈琲消費量は1日あたり50g程度なのでおおよそ2週間分の量を買ったと考えればそこまででもない・・・のか?? いや、買いすぎだよ
水だし珈琲の抽出器も結局購入しました。値段も3000円と安価で、以前から検討していた商品なので今回巡り合えてよかったなと思っています。来週から早速使用して、出来上がった水だし珈琲を会社に持っていこうと考えています。
アウトレットモールの隣にあるハワイアンチックで一風変わった珈琲屋さん、お近くにお越しの際は是非立ち寄ってみてください。
それではこの辺で。